J-PlatPatのRSS機能を用いた経過監視の仕方
6月6日にJ-PlatPatでRSS機能がリリースされたと公表されました。
J-PlatPatでは対象案件について更新があると、翌日にJ-PlatPatでの情報が翌日に更新されるため、RSS機能を用いると更新された情報を随時確認することで経過監視が可能になります。
なお、J-PlatPatにも記載がありますが、RSS機能の対象となる書類は2019年6月5日以降となりますので、それ以前の書類については対象外です。
対象案件についてRSSリーダーへの追加方法は下記の通りになります。
1.J-PlatPatで対象案件を探します。願番等での指定、キーワードサーチ等での絞り込みもOK。
2.つぎに、RSSを取得する出願の固定URLのリンクに飛びます。固定URLは矢印で示す「URL」ボタンをクリックすると表示され、表示されたURLをクリックすると該当するWebページに飛べます。新たにできたタブには、「文献固定アドレス用結果一覧」と表示されるかと思います。
3.固定アドレスに飛ぶと、「特許・実用新案紹介(固定アドレス)」の右側にRSSのアイコンが表示されるので、それをクリックします。
(なお、更新情報があれば、直近の更新情報が書誌情報の下に表示されます。)
4.xmlのWebページに飛びますので、このWebページをRSSリーダに追加すれば、更新情報を随時取得できます。
5.RSSリーダに追加すると下記のように、更新情報が表示されますので、対象案件にどのような動きがあったかを随時確認できます。
ということで、今までは有料のデータベースで経過監視を管理をしていましたが、J-PlatPatでも更新情報が簡単に取得できるようになるため、プログラムを組めば、無料で誰でも大量の案件の経過監視をできるようになりそうです。
みんなが大量の案件の経過監視をJ-PlatPatでやるようになると、J-PlatPatのサーバが落ちそうな気もしますが…。
なお、RSS機能は外国語にも対応しているので、外国のクライアントにも教えてあげると喜ばれるかもしれません。