論文の残滓

特許実務に関するあれこれ。

2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

訂正時の発明のカテゴリー変更 その2@国内審判

前回の記事の続き。 訂正時の発明のカテゴリー変更@国内審判 - 論文の残滓 特許を訂正する場合、訂正の目的は一定の目的に限定されています(特126条1項但書各号)。 昨年の最高裁判決(最高裁第二小法廷判決平成27年 6月5日(平成24年(受)第1…

訂正時の発明のカテゴリー変更@国内審判

昨年の最高裁判決により、プロダクトバイプロセスクレーム(PBPクレーム)の明確性について、より厳格に判断するようになりました。 また、最高裁判決に基づけば、すでに成立している多数のPBPクレームを含む特許についても、潜在的に明確性の無効理由を有する…

韓国特許法改正(2016年2月)@備忘録

ありがたいことですが、年度末で忙殺。 To doリストを更新しないと大変なことになりそうな状況なので、とりあえず更新したところ、来週だけでも出願期限のものが結構あるようで…。 皆さん、ぎりぎりにならないと反応してくれないのでつらいものです。 さて、…